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世田谷パブリックシアター、音楽事業部、生活工房、世田谷美術館、世田谷文学館が区内それぞれの拠点で、独自性と創造性に富んだプログラムを展開しています。芸術の輪を広げる活動、次世代を育む活動、地域文化を創造する活動など多彩な取り組みをご紹介します。

第6回世田谷区芸術アワード“飛翔”

2019/05/25更新

第6回世田谷区芸術アワード“飛翔”
5部門で募集します

若手アーティストの多彩な文化・芸術活動の支援を目的にした芸術賞

世田谷区と公益財団法人せたがや文化財団では、若手アーティストの多彩な文化・芸術活動の支援を目的に、芸術賞「世田谷区芸術アワード“飛翔”」を実施します。世田谷のそれぞれの芸術分野の特性を活かし、<生活デザイン><舞台芸術><音楽><文学>の5つの部門で募集します。
受賞者には賞金を授与し、翌2020年度に、区内の施設等で作品を発表していただきます。


●応募資格●
将来にわたって文化・芸術活動を継続的に展開していく意思・意欲のある個人またはグループで、次の(1)〜(6)の要件をすべて満たしていること。

(1)a 舞台芸術部門にあっては、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県および茨城県に主な活動場所を設けて文化活動又は芸術活動を行っていること。
  b 美術部門にあっては、区内に在住か、在学し、若しくは在勤していること又は区内に主な活動場所を設けて文化活動又は芸術活動を行っていること。または、世田谷区を舞台とした、若しくはイメージした作品または世田谷にゆかりのある人物・歴史・出来事などをモチーフにした作品を制作できること。
(2)個人の場合は、2019年4月2日現在で15歳以上、35歳以下(舞台芸術部門にあっては、15歳以上40歳以下)であること。
(3)グループの場合は、2名以上で、代表者が上記(1)のaまたはbを満たし、かつ上記(2)に該当していること。
(4)受賞した場合、翌2020年度内の主催者が設定する時期および会場で作品等を展示・発表できること。
(5)過去に本アワード芸術賞を受賞した経験のないこと。
(6)各部門で示すその他の要件を満たすこと。
(7)暴力団(世田谷区暴力団排除活動推進条例(平成24年12月世田谷区条例第55号)第2条第1号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団若しくはその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む。)
※詳しくは、各部門の募集要項をご覧ください。

●応募方法・応募先●ご自身の創作活動について応募する「自薦方式」とします。各部門の募集要項を確認のうえ、各部門の審査に必要な応募資料等も作成し、各部門の「アワード係」までお送りください。

●応募締切●
各部門によって締め切り日が異なります。

●受賞人数●
6名(または6グループ)以内

●賞金●
<生活デザイン部門> 50万円
<舞台芸術部門> 30万円
<音楽部門> 50万円
<美術部門> 50万円(50万円×2名)
<文学部門> 100万円

●選考(外部審査員)●
部門ごとに各分野で活躍する有識者を外部審査員として、書類・資料等に基づき審査します。

<生活デザイン部門> 
金森 香(プロデューサー・イベントプランナー)
高田 唯(グラフィックデザイナー・アートディレクター)

<舞台芸術部門> 
岩松 了(劇作家・演出家・俳優)
マキノ ノゾミ(劇作家・脚本家・演出家)
小野寺 修二(演出家)

<音楽部門> 
井上 鑑(作編曲家・キーボード奏者)
東儀 秀樹(雅楽師)

<美術部門> 
淀井 彩子(画家)
水沢 勉(神奈川県近代美術館館長)

<文学部門> 
青野 聰(小説家)
三田 誠広(小説家)

●選考(本審査)●
受賞者の選考は、次の委員で構成する「世田谷芸術アワード審査会」が行います。
【委員長】 
公益財団法人せたがや文化財団理事長 永井 多惠子
【委員】 (順不同 敬称略)
世田谷パブリックシアター芸術監督 野村 萬斎
音楽事業部音楽監督 池辺 晋一郎
世田谷美術館館長 酒井 忠康 
世田谷文学館館長 菅野 昭正
世田谷区副区長 岡田 篤    

●結果発表および通知●
選考結果は、応募者全員に対し12月下旬までに郵送でお知らせします。  

●授賞式●
2020年1月下旬または2月上旬に開催しますので、受賞者はご出席ください。

●受賞記念発表●
翌2020年度内の、各部門で設定する時期および会場で、受賞作品等を発表していただきます。

●注意事項●
(1)提出された情報は、本アワードの関連活動にのみ使用します。
(2)提出された資料は返却しません。
(3)審査用に提出された文書や画像等は、本アワードの関連活動にのみに使用します。
(4)募集要項(応募用紙併載)は、区および当財団各事業部のホームぺージのほか、世田谷文化生活情報センター、世田谷美術館、世田谷文学館、各出張所・まちづくりセンター・図書館で配布します。
(5)審査の内容および結果に関する質問は、お受けできません。

●お問合せ●
芸術アワード全体に関すること:世田谷区 文化・芸術振興課「アワード事務局」
各部門について:公益財団法人せたがや文化財団 各部門「アワード係」

主催:世田谷区・公益財団法人せたがや文化財団

「5部門共通チラシ」(PDF)

●5部門の詳細な応募条件については、各部門の募集要項をご覧ください。各事業部のホームページからダウンロードできます。

<生活デザイン部門> 生活工房ホームページ

<舞台芸術部門> 世田谷パブリックシアターホームページ

<音楽部門> 音楽事業部ホームページ

<美術部門> 世田谷美術館ホームページ

<文学部門> 世田谷文学館ホームページ


届け、美術とふれあう楽しさ!

2019/04/12更新

届け、美術とふれあう楽しさ!
美術鑑賞教室 向井良吉作《花と女性》(1969年)の前で

世田谷美術館の出張授業とインターン実習

 2018年秋。とある区立小学校の4年生の図工の授業を覗くと、すまし顔をしつつも張り切った子どもたちを前に、微笑みと堅い面持ちを同居させ、教壇に立つ若者の姿が。そう、世田谷美術館の「出張授業」です!
 当館では長年、区立全小学校の4年生を「美術鑑賞教室」に迎え、館内を巡る美術館体験を実施する一方で、希望校には、鑑賞予定の所蔵品を中心に紹介する「出前授業」を、事前(時に事後)に行います。この授業を行うのは、東京学芸大学の主に3年次に在籍する当館インターン実習生たちです(毎年約10名)。彼らは美術館で毎週行う勉強会で、担当学芸員らと共に授業案の検討と改善を重ねています。
 本稿にご紹介する出張授業では、アルミニウム鋳造のレリーフ作品・向井良吉作《花と女性》(1969年)をテーマに、まず、「レリーフ」という造形表現の解説を交えながら作品図版を鑑賞しました。次に、アルミホイルを手に文房具等の日用品(自分たちの手や顔も!)の型どりをして小さなレリーフを各自工作した後に、全員の作品を黒板に掲げて鑑賞タイムを堪能!
 「美術鑑賞教室」の当日には、授業担当の学生らと再会し笑顔を交わす児童もいました。館内を巡るなか、美術館の地下にある創作の広場に設置された《花と女性》を鑑賞しに来た子どもたち。広場の壁全面をほぼ覆う銀色に煌めく壮麗なレリーフの前で佇んだのち、その作品全体に浮き出ている色々なモチーフや、装飾的な細部一つひとつを目で追い、発見します。少し離れて、作品全体もじっくり鑑賞。
 インターン実習生と学校との連携により、肩ひじをはらずに美術と出会う楽しい時間を、今後も子どもたちに届けていきたいと思います。  [文:矢野ゆかり(世田谷美術館学芸部普及担当学芸員)]

                                





第7回せたがやバンドバトル決勝大会

2019/04/12更新

第7回せたがやバンドバトル決勝大会
2019年2月17日(日) 世田谷区民会館

人生、ここまで来れたのって、きっとバンドのおかげじゃない?

晴れやかな笑顔、悔しさをにじませた顔・・・・・。グランプリ発表の会場に集まるさまざまな思いのバンドマンたち。仕事の合間に練習を重ねた成果を、この決勝大会にぶつけて熱くならないわけがない。とはいえ、各バンドの演奏レベルは高く、厳しくも温かい審査員の講評を、真剣に頷きながら聞く出場者たちは、充実感にあふれ、少年のようでもありました。

■熾烈なライブハウス予選
 昨年夏より始まったCDによる音源審査、そして下北沢、三軒茶屋のライブハウスで行われたライブ予選。これが本当におもしろい。ハードロック、ジャズ、弾き語り、歌のないインストゥルメンタル等、ジャンルもさまざま。家族でほっこり、尖ったオヤジ、枠にはまらないバンドの数々が、ライトを浴びながら白熱したステージを披露する。スタッフによる審査も熱が入るのは言うまでもなく、出場者同士が盛り上げつつも火花を散らす姿が、これぞバンドバトル!

■バンドバトルの目的
 しかしながら、この「せたがやバンドバトル」の真の目的は、優れたバンドを見い出すことではありません。そもそもせたおん(音楽事業部)主催の公演にやや縁遠い、働き盛りの世代に、地域のイベントに参加してもらおうと立ち上げた企画。
 毎回、応募動機の中には「応募のために職場の仲間とバンドを組んだ」「20年ぶりに昔の仲間が集まり、バンドを再結成した」「バンド活動を通して、地元の人と交流したい」というものが数多くあります。バンド活動、すなわち音楽が、人と人とをつなぐもの、そして人を地域につなぐものとなることが目的なのです。予選で戦ったバンドとの交流ができ、その後一緒にライブをしたバンドもあるそう。こういった出場者同士の交流の他に、区内のライブハウスや商店街、協賛各社の応援や協力がイベントを支えています。
 これからもせたがやバンドバトルを通して、地域の交流を深め、人々の新たなつながりを作っていきたいという想いを、少しずつ、そして着実に広めていきたいと思っています。  [文:黒田たま紀(公演制作担当)]     [撮影:中西多惠子]




生活工房 『ミャオ族の刺繍と暮らし展』より

2018/12/09更新

生活工房   『ミャオ族の刺繍と暮らし展』より
クライム・エブリ・マウンテン vol.1<2017年11月11日〜12月10日展示>

山々に踊る、家族のためにつくられた美しき衣装

生活工房では昨年より、世界各地の山岳地に住む人々の暮らしを紹介していくシリーズ展示「クライム・エブリ・マウンテン」を始動しました。第1弾として取り上げたのは、中国西南部・貴州省の山岳地帯に多く暮らす、ミャオ族(苗族)です。
実はこの展覧会の始まった時期(11月中旬)は、ミャオ族の暦で新年を迎える頃。ミャオ族の村々では、棚田の稲刈りの終わった地域から順に、お正月の準備をするのです。その他にもたくさんある祭礼や、農耕の時節などミャオ族の一年を紹介しながら、「苗族刺繍博物館」(常滑市)からお借りした美しい民族衣装など60点を展示しました。

ミャオ族の衣装は、驚異的に緻密で美しい刺繍で知られています。しかしそれは、裕福な人たちがだけが着るものではありません。男女の出会いの場でもある祭りの際に着て美しく映えるよう、少女たちが競い合って作ったり、母が娘のために作ったりしたものです。なかでもとくに細かな詩集を施すのは、幼子のためのもの。赤ちゃんの背負い帯は、「布目から魔が入る」という言い伝えもあって、下の布地が見えないほどにびっしりと刺繍で埋め尽くします。その厚みを持った刺繍を見ていると、環境の厳しい山地で幼い命を守るために、ひと針ひと針に祈りを込める母の無償の愛が伝わってきます。

展覧会の最中、よく来場者からこんな質問を受けました。「これだけの刺繍をするのに、どのくらい時間がかかったのですか?」――さて、いったいどれほどの時間がかかったのか・・・。自給自足の生活の中では、おそらく丸一日刺繍をしている、などということはないでしょう。野良しごとの合間合間に、懐から小さな布をとりだしては、針を刺す。その布片を服に縫いとめて、このような重厚な衣装が出来上がるのです。さらに糸の材料(綿、絹)を育て、紡ぎ、染め、織るのも自身でやっていることを考えると、この服1点に凝縮された時間の途方もなさを感じます。

展覧会場で来場者が目にしていたのは、刺繍の中に確かに縫い込まれた、ミャオ族の人びとの「祈り」であり、「時間」であったのかもしれません――。

「クライム・エブリ・マウンテン」シリーズ第2弾は、2018年9―10月に「漆がつなぐ、アジアの山々」展と題して、中国から東南アジアまで山地帯で作られている多種多様な漆器を取り上げました。さあ、第3弾はどの山に登ることになるのでしょうか。 
 [文:生活工房 竹田由美] [撮影:田中由起子]



劇場で過ごす夏休み最後の一日

2018/12/07更新

劇場で過ごす夏休み最後の一日
世田谷パブリックシアター ワークショップ
『みんなよりちょっと先輩の話聞いてみない?』

世田谷区内の中学校2018年の夏休み最終日である9月2日に、世田谷パブリックシアターの稽古場で行われた『劇場ですごす夏休み最後の一日「みんなよりちょっと先輩の話聞いてみない?」』に劇場スタッフのひとりとして参加しました。
学校生活や日常の中で生きづらさを感じている中学生と、同じように中学時代に生きづらさを感じたことがある先輩が、その経験を話し、そのエピソードや感じたことの中からでてきた言葉でカルタの読み札・絵札をつくり遊んでみよう!という企画です。
当日は約20名の中学生のみなさんが参加、それから先輩役の大学生3名と進行役の3名、急遽“プチ先輩”として加わった高校生2名、世田谷パブリックシアターのスタッフ数名が同じ時間を過ごしました。

まず最初にゲームや他己紹介を行いお互いのことを少し知った後、床に座布団を敷いて、寝転んだりお菓子を食べたりしながら先輩の話を聞きました。そして、カルタをつくる前に設けられたのが質問タイムです。はじめこそ先輩に対する質問が中心でしたが、徐々にプチ先輩の高校生や中学生同士での意見交換もはじまり、進行役や劇場のスタッフ、先輩と中学生のみんなで話し合う場へと変化していきました。その話し合いからでてきた言葉や生まれた言葉を使って参加者それぞれがつくったカルタは、学校を卒業してしまった私にとっても、日常で感じている不安や生きづらさに寄り添い、吹き飛ばしてくれるような読み札の41組のカルタになりました。

今回は中学生に限定した企画でしたが、世田谷パブリックシアターでは赤ちゃんから大人まで様々な方を対象にした演劇ワークショップを行っています。また、今回のように他の人の話を「聞く」という企画を行うかもしれません。自宅と学校・職場以外の居場所の選択肢のひとつとして、気になる催しがありましたら世田谷パブリックシアターに足を運んでみてください。  [文:世田谷パブリックシアター広報 浅利瑠璃]


『にんげんは しゃべり方を忘れてしまう』

家にいたとき、一日中人と話すことがなくなり、どうやって声を出すのか忘れてしまって「人って話すの忘れちゃうんだなぁ」と思った。
というエピソードより


『ノー!というのは難しい・・・!』

続いている関係の中で何かを拒否することには、体力をつかう。
というエピソードより


『なんとなし 空を見上げて ほっと一息』
犬の散歩中、風が流れる田んぼ道。
ふと空を見上げたら、まだ生きられる気がした。
というエピソードより