特製法被には「わたしも落語のキャラクター/あなたも落語のキャラクター」という文字が染めてあります。各自がキャラクターになりきり、「くすぐり」と「オチ」のある会話を聞かせ合いました。
「『笑い』には色々あって、私たちの周りには人を傷つける『笑い』もある。落語の『笑い』は、意地悪なものではない」というじゅげむさんの言葉は、多くの子どもたちに強い印象を与えました。自分が楽しみ、他人を楽しませる「笑い」を考え、また、友達の落語から新しい視点での「笑い」に気づくことのできた時間となりました。 [文:世田谷文学館 宮崎京子]