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Setagaya 太鼓塾

世田谷から世界に向けて 子どもたちの和太鼓が響く!

東京2020を応援したい!「Setagaya 太鼓塾」では、子どもたちが集まって、世界に知られる太鼓奏者、林英哲塾長のもとで太鼓の練習に励んでいます。2020年に世田谷区主催「2020せたがやキックオフコンサート」で和太鼓を披露するため、18年から3年かけて行っているプロジェクトです。
現在は、今年8月12日に開催する「〜2020カウントダウンコンサート〜せたがや和の音楽祭」に向けて猛練習中。
2人の参加者から、和太鼓にかける思いを聞きました。話してくれたのは、村上一樹君と小西拓翔君、ともに小学6年生です。

―――太鼓塾にはどんな子たちが集まっていますか?
村上 「小5から中高生まで70人くらいいて、水組、風組、空組に分かれて稽古しています。いろいろな学校から集まって来ているので、入ったときは知っている人はひとりもいませんでした。」
小西 「僕たちも、お互い知らない同士でしたが、練習しているうちに、自然にしゃべるようになったよね。」
―――先生方や練習の様子はどうですか?
村上 「林塾長、講師の先生方が最初に演奏してくれたとき、迫力があってすごかった。あとで動画も見たけれど、めちゃめちゃカッコよかった。」
小西 「練習の日は早めに来て、自分たちで太鼓を出して自主練をしています。6時になると先生方が来て、2時間のワークショップです。始めは少し疲れるけれど、太鼓を打っているうちに慣れてきて、最後の方は大丈夫になります。」
村上 「叩くと楽しくて、疲れを忘れるよね。」
小西 「最初のころは手のひらにマメができたけど、持ち方を調整したり、手の皮が強くなってきたりして、今はできなくなりました。」
―――コンサートで演奏する曲について教えてください。
村上 「《千の海響》という7、8分くらいの長い曲です。長胴太鼓、桶胴太鼓、締太鼓という3種類の太鼓があって、僕は長胴太鼓という主役の太鼓を叩きます。」
小西 「僕も長胴太鼓で、派手に大きな音を出したいので、自分からやりたいと言いました。《千の海響》には、『さあさあ、始まる、人々ようこそ、どどん、どどん、どんどん打ちましょ・・・・・・』という歌詞があって、それを心の中で歌いながら、歌に合わせて太鼓を打ちます。」
村上 「力まかせに太鼓を打っているように見えるかもしれませんが、そうじゃなくて、みんなでひとつの歌を奏でている感じなんです。」
―――コンサートも近づいていますが、心境は?
村上 「みんなに和太鼓の音や力強さを伝えられるので、楽しみです。」
小西 「東京でオリンピック・パラリンピックが行われるのは50年に1度くらいだから、自分も応援していきたいです。貴重な体験になると思います。」

 ≪ 塾長・講師から ≫
林英哲 塾長 「和太鼓を経験した子は、自分を表現するようになったり、積極的になったりということがよくありますが、最終目標やイメージを押しつけず、のびのびと叩いてもらっています。僕らが身体で見せて、身体で伝えるものを、自然に受け止めてくれればいい。太鼓塾は自らやりたいという子どもたちが集まってきているので、よく頑張っています。期待してください。」
田代誠 講師 「練習を重ねるうち、みんな心を開いて、いい雰囲気になってきています。子どもたちが自発的に参加した気持ちをくみ取って、ステージでベストな表現ができるように後押ししていきたいです。」
辻祐 講師 「『令和面太鼓』という、即興で太鼓を叩く演目が子どもたちは大好きで、悩みながらも自分なりに考えて、挑戦しています。その生き生きした姿を見ていると、成長しているなと感じます。」

[取材・文:北島章子] [撮影:松谷靖之]

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Setagaya 太鼓塾